インフルエンザ・風疹・麻疹など推奨されるワクチン

9価HPVワクチン（シルガード９）NEW!

HPV ワクチンは、子宮頸がんなどの原因となるウイルス（HPV：Human Papillomavirus）の感染を予防するワクチンです。国内で承認されているHPVワクチンには、2価、4価、9価の3種類があり、 9価は9つのウイルスの型の感染を防ぐことが出来るため、2価、4価と比べて高い効果が期待できるワクチンです。
接種は15歳以上の方では、全3回のスケジュールとなり、初回から2ヵ月後に2回目、初回から6ヵ月後に3回目の接種となります。9歳以上15歳未満の方では、全2回のスケジュールとなり、初回から6ヵ月後に2回目の接種となります。

インフルエンザワクチン

不妊治療中の方はもちろんご家族の方は治療周期の罹患を避けるためにも流行前の接種が推奨されます。
また、妊娠中でも、どの時期であっても接種可能です。
特に妊娠中のインフルエンザ罹患は病状の重篤化が懸念されますので、ワクチンの接種は必須です。

風疹ワクチン

心疾患、白内障、そして精神や身体の発達の遅れ等の障がいをもった赤ちゃんがうまれる可能性があります。これらの障がいを先天性風疹症候群といいます。
先天性風疹症候群がおこる可能性は、風疹にかかった妊娠時期により違いがあります。
特に妊娠初めの１２週までにその可能性が高いことが認められており、調査によって２５－９０％と幅があります。
風疹の罹患は風疹ワクチン接種により防ぐことができます。
これから妊活をされる方はもちろんそのパートナーの方もまずは風疹抗体を自身が持っているかを調べる必要があります。

風疹抗体が無い場合は風疹ワクチンの接種が必要です。

※西宮市民の方（妊娠を希望される女性　配偶者とその同居家族　風疹抗体が低い妊婦の方の配偶者と同居家族の方）は、風疹抗体検査を無料で受けることができます。詳しくは、西宮市のホームページをご参照ください。

麻疹ワクチン

妊娠中に麻しんにかかると流産や早産を起こす可能性があります。
妊娠前であれば未接種・未罹患の場合、ワクチン接種を受けることを積極的に検討すべきです。
麻疹ウィルスの感染力は大変強いため、身近なご家族もワクチン接種が望まれます。