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HOME > よくあるご質問 > 胚移植後の安静の問題点は重力?
未だ多くのクリニックで、胚移植後の安静が行われていますが、それを否定する論文も多くあります。
今回は少し古い(1988)ですがLancetという権威ある論文に、何故胚移植後の安静に問題が生じるかを論じていたので
紹介します。図Aの様に寝た状態では、子宮内腔が地面に直立に近い状態になり、受精卵が重力で子宮外に排出されやすくなるという事です。反対に立ち上がった状態(図B)では子宮内腔と地面がほぼ平行になるので、重力の作用を受けにくく排出されにくくなる。以上の点から、胚移植後は直ぐの起立が望ましいとの事です。この"重力説"が、正しいかどうか不明です。また、これは前屈子宮には、適応出来ますが、後屈子宮では寝た状態の方が、受精卵は排出しにくい位置です。この論の信ぴょう性には疑問があります。
PS:この論文での安静群:非安静群の妊娠率は、28%(28/101):42%(15/36)でした
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