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HOME > よくあるご質問 > 絨毛膜下血腫は流産に影響するか?
Q.妊娠7週で絨毛膜下血腫ができています。流産のリスクは高くなりますか?
A.高くなりません。
これは絨毛膜下血腫がある方とない方の妊娠20週前の流産率です。この流産率からみるとおそらく20代の方を対象としたものだと思われます。絨毛膜下血腫がある方の流産率が7.5%に対して、絨毛膜下血腫がない方の流産率は4.9%ととなり、若干絨毛膜下血腫がある方のほうが流産率が高くなっていますが、有意差はありません。また出血のある方とない方の流産率の比較でも出血がある方の流産率が8.7%に対して、出血がない方の流産率が4.9%となっており、出血のある方の流産率が若干高くなっていますが、こちらも有意差はありません。
これは絨毛膜下血腫があり妊娠20週前に流産した方と、流産していない方の血腫、および出血の有無をまとめたものです。血腫量、血腫の大きさ、2個以上の血腫保有率、出血の有無どれを比較しても両者間に差はなく、血腫が流産に直接関係するとは言えないことがわかります。
2017-2019の当院の流産率です。もちろん20代から40代までの方をすべて対象としています。全体では17.0%(152/894)絨毛膜下血腫があり流産した女性は16.3%(7/43)で、当院においても絨毛膜下血腫は流産に影響を与えないという同様の結果となりました。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
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○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ◎ |
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Χ | Χ | Χ | Χ | Χ | △ |
休診日…日曜・祝日
◎土曜…8:45~14:00
△土曜…男性不妊外来
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