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顕微授精で生まれた男児の精液所見

Q,主人の精子の濃度が600万/mlしかなく、顕微授精を予定しています。生まれてくる子供が男児の場合、主人と同様に精子が少なくなると聞きました。本当でしょうか？

A,ご質問の懸念はあると思います。ようやく顕微授精児(1991年から始まっているので、最年長で25-6歳)が生殖年齢になり、調査が始まっています。最近、顕微授精児の精液状態に関する論文が発表されました。図をご覧ください。顕微授精児は自然に生まれた児よりも精液状態は不良です。ただし、その父親よりは良好です(濃度は約3倍)。
調査した数が少なく(54人)、結論に達していませんが、近日中にこの問題の答えは明らかになるでしょう。

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